「私は私の世界の実験台」

 

という歌詞がある。

リーガルリリーの1997という曲の一節だ。

 

私は私の世界の実験台 唯一許された人

 

と続き、サビは入る構成となっている。

 

この歌詞で切り取られている視点はとても独創的で、個人的には大発明とすら思う。

作詞者であるたかはしほのかは、インタビューで、自分自身の身体を1つの乗り物のように捉えていると語っていた(『きれいなおと』の歌詞)。

それをみたときには、ある意味究極の俯瞰視点だと思った。

 

冒頭の歌詞について戻って考えてみる。

「私は私の世界における唯一の実験台だから、何をしたって良い」

と一歩踏み込むと受け取れる。

これの受け取り方は様々だが、自分は、

自分の身体にどんな刺激を与えたって良いし、どんなことにも挑戦させて良い

というように捉えて考えている。

 

この「自分の身体、乗り物理論」(勝手に命名)は、結構応用の効く概念だ。

自分の得意不得意も乗り物に落とし込んで考えられるし(飛行機、車、船、さらに細分化すると車のグレードなど)、自己投資にも落とし込める(乗り物のエンジンを良いものに詰め替えたり、表面を磨いたり、新しいパーツをつけたりなど)

 

一旦今日はここまでにしておく。

またどこかの日にまとめてみたい。