仮説思考 第3章まとめ
仮説を立てる
- コンサルタントが仮説を思いつく瞬間
- 分析結果から仮説を立てる
- インタビューから仮説を立てる
- 仮説構築のためのインタビュー技術
- 仮説を立てるための頭の使い方
- よい仮説の条件ー悪い仮説とどこが違う?
- 仮説を構造化する
1. コンサルタントが仮説を思いつく瞬間
- 人によって様々
2. 分析結果から仮説を立てる
- グラフから仮説を読み取る
- 分析結果と自分の知識・経験を組み合わせることによって仮説を立てる
3. インタビューから仮説を立てる
- きちんとインタビューを行うことが大事
4. 仮説構築のためのインタビュー技術
まず、インタビューの目的を定める
- 業界・業務にを理解するのはインタビューが手っ取り早い
- 問題を発見・整理する
- 仮説を構築・検証する
深く掘り下げた質問ができるかがカギ
- 相手に考えさせる質問ができるまで深掘りする
- A商品はシェアが高い→なぜ?→商品力が優れているから→どこが?→多機能だから/デザインが良いから、とここまで掘り下げる
- 商品力の決め手だと考えているものは一体何かというところまで聞いて初めて、質問の深掘りができたことになる。
- 相手の本音を引き出すことが大事
質問の進化が仮説の進化につながる
- インタビューが終わるごとにPDCAを回して仮説を進化させる
- 自明だった質問は次から聞かない
- もう少し掘り下げないと本当の答えは得られないとわかった質問は追加で質問を用意
インタビューメモをつくる
- 自分の頭を整理するためのメモ→バラバラの要素を構造化する、仮説の検証結果(○か×か、問題点は何か)
- 他人と情報をシェアするためのメモ→主観と客観の区別
- プレゼン資料のベースのメモ→定量化
5. 仮説を立てるための頭の使い方
「ヒラメキ」を意図的に生む
- 反対側から見る(顧客・消費者の視点、現場の視点、競争相手の視点)
- 両極端に振って考える(不況時の価格上げはブランドは有効)→無数の事象や関係の中から、何が最も重要で決定的なことかを識別するスキルを磨ける
- ゼロベースで考える(創造的な仮説が生まれる可能性が高い)
6. よい仮説の条件ー悪い仮説とどこが違う?
掘り下げられている
- 原因にまで踏み込んでいる
-
So What? (だから、何?、だからどうする?)を考える
アクションに結びつく
- 具体的な解決策あるいは戦略に結びつく
良い仮説を立てることが大事な理由
- 問題発見、解決策発見が早くなる
- 解決策が絞り込める
7. 仮説を構造化する
大きな問題、小さな問題を明確に
- イシュー・ツリーをつくる
立てた仮説を検証して絞り込む
- 自分が立てた仮説を検証するときにわかりやすく整理できる
- 相手を説得するのにも有効