富の福音

 

序章

・自分のできる仕事は何か?

・貧しいことは不幸ではない

・副収入を得る

・資本家になる

・自分自身の主人になる

・サラリーマンであることに満足するな

 

第1章

・貧富の差は社会の発展のために必要

→みんなが同じ水準にあるのではなく、誰かが少し高い標準に先に到達しようとして、それが起こっていくと、社会全体の水準が上がる

・進歩や改善の代価は競争

・大企業の経営は進むか退くかの二択である

個人主義私有財産、富の貯蓄、自由競争は試行錯誤の結果到達したものだ

・富は生きてる間に運用せよ

・富を使う難しさは富を蓄積する難しさと同じ

・慈善事業は間違っている

・自分自身で努力している人だけ助けよ

・公共の施設を作って、高いところに登る足場を作ってあげよう

・富を持って死ぬ者は実に不名誉である

 

第2章

・富豪と社会全般の繁栄は相関関係にある

・富は青年にとっては禍であり、貧は青年にとって幸いである

・後継者の育成に責任を持て

 

第3章

・どのような発明であれ、それによって以前には10人に供給したものを、極めて安価に1000人に供給できるようにならないと、その発明は本当に価値があるとは言えないのである。

・新しく考案されたものを実用化すると、旧来の社会が混乱するのは避けられないが、旧来の社会はいずれ自然淘汰される

・有益な新しい事業は欠点がある。それを補っていくのが大事

 

第4章

・職工は職工だけでなく、経営者にとっても極めて有益である

・職工の指導者が聡明であれば資本家は組合のない工場よりも安心して経営できる

 

第5章

・どんな善良な人も、相手の承諾なしに、その人を支配することは許されない

・われわれの敵に対する備えは、全世界のすべての人間が受け継いでいる自由を貴ぶ精神の中にある。他人の自由を否定する者は、その自由をわがものとする資格がない