帰省最終日 藤井聡太8冠達成

今日は在宅勤務。4連休明けの1日目はとてもハードに感じた。

母に送ってもらい新幹線で帰省。

やはり濃い1日となる。

 

価値観日記

昨日の最高の日を振り返りながらふと気づいたこと。

 

大学生活は神戸で過ごしたが、元々は死ぬ気で京都大学を目指していた。

それがダメになった時、絶望したが、結果的に神戸大学を卒業するときは、120点満点の大学生活だと思えた。

今回の帰省の時も京都よりも神戸が大好きな自分を実感できた。

いろいろあったが、結局よく考えてみれば、京都大学の合格は夢ではなく手段だったのだろう。自分の夢は、「大学生活を遊びまくって楽しむこと」だったのだ。そして、それは神戸大学で完全に達成することができたということだった。

夢はそれを叶える手段がたくさんあって、

逆に叶える手段が1つしかないものは夢ではない

という本で学んだ考え方を実体験に照らし合わせて理解した瞬間だった。

自分は大学生活の時にひたすら自分の夢を追い続けて、それを叶えたんだな。本当にとても素晴らしい経験をしていたんだなと思ってとても嬉しかった。

 

さて、社会人における夢はなんなんだろう?

考えるべきなのか既に実はあるものなのかはわからないが、自己対話を繰り返すことで、近づいていこう。

 

追記

藤井聡太が8冠王となった。

インタビューを見たが、やはりあの人の凄い所は、以下の3点だ。

・夢の設定次元

・今、目の前に集中

・全てのことから学ぶ

 

1つ目について、藤井聡太がすごいのは、夢が「将棋強くなる」「面白い将棋を指す」という抽象的かつ大きな概念であることだ。

具体的な目標を聞かれた時に、本当に困りながら考えても、結局、棋力をさらに上げたいとしか答えなかったのを見て、本当にタイトルを〇期保持してさらに史上初の記録を増やしたいといった目標は考えておらず、ただただ、将棋の本質を追求したいという思いしかないのだと改めて思った。

 

2つ目は、「今、目の前に集中している」ということだ。1つ目に関連するが、具体的な目標を聞かれた時に、「今後タイトルの防衛戦が始まった時は、それを防衛するのが目標になると思うが、それより先のことは考えていない」という回答をしていた。これは藤井聡太が今、目の前に集中する価値観を持っていると言える大きな根拠だろう。

 

3つ目は、「全てのことから学ぶ」だ。過去に対局してきた棋士について聞かれた時に、「自分以外の棋士の良いところを学んでさらに強くなっていきたい」という旨の回答をしていた。インタビューしている人や見ている人からしたら、「今最高到達点に達した瞬間なのに、さらにまだ強くなるの?!」とほぼ全員が思った瞬間だったに違いない笑

謙虚さを忘れず、自分がかつて負けたが今は勝てるようになってきた人からもまだ無数の学ぶべき良さがあると心の底から思っている藤井聡太は、本当に今後も末恐ろしい棋士となるのは確実だろう。